当事者から聞いたオペ看の実態です。

私の彼女は手術部で働く看護師。通称「オペ看」をしています。一緒に食事や飲みに行くと、いつも仕事について話してくれるので、その話をここで紹介しようと思います。
まずはオペ室の勤務体制です。これは、通常の手術が平日や日中の決まった時間に行われるので日勤が通常勤務です。手術室には日勤の残り番や夜間待機の当直があるので、手術が長くなると交替することもあります。ただ、定時を過ぎて残り番や当直看護師と交替したとしても、定時を越えた手術件数が多いと、そのまま日勤者も残業となります。だから、勤務が終わる時間が予測できないこともあるので、彼女がデートに遅れてくることもしばしばあります。
看護師6
また、オペ看には土日祝日等に「オンコール当番」というものがあります。これは、緊急手術が必要な時などに、時間に関係なく呼び出されるもので、この時の彼女はすぐに行けるよう準備しています。休日は基本的にカレンダー通りなので、その時は一緒に出かけたり、軽く旅行に行ったりします。
ただ、私の彼女は当直があり忙しい方ですが、長時間の手術や緊急手術があまりない病院は、普通に規則正しく生活ができるようです。病院によっては勤務体制も手術件数もかなり差があるようで「オペ看だからこうだ」と決めつけられないと言っていました。
彼女が病棟看護師からオペ看になって、よく言っていたことが3つあります。1つは、病棟で使う器具と手術室で使う器具の種類は比べ物にならないくらい多いということです。手術の内容により使う器具が違っていて、それらの名前と使用目的をしっかり頭と体に叩き込んでおかなければならないと、大変そうに話してました。

 

2つ目が、手術の流れを把握し次に何をするのかを予測する力です。医師から指示されたことをただするだけではなく、手術の流れを把握し次を予測すること。医師の指示と同時に器具を出せるようになる必要があるそうです。
3つ目が、閉鎖された空間でのコミュニケーション力と体力です。閉鎖された緊張感のある空間は私たちの想像を超えて、はるかに通常とはかけ離れているのだそうです。そこで、円滑に仕事を行うためには、高いコミュニケーション能力と忍耐力が必要。また、長時間のオペに対応できる体力も必要とも言っていました。
以上が、彼女から聞いたオペ看の実態です。